孔孟の国から腐敗と堕落の国へ

Th.Dec,15,2011

[ハイサーイ!私の徒然草]

 〜우리 해경 중국선원에 살해되자 시민"격앙"我が国の海警 中国船員に殺害されて市民激昂〜これは韓国『東亜日報』見出しである。

 日本の海上保安庁の巡視船に突っ込んできた中国漁船のビデオ映像をインターネツトに流した元・海上保安官、一色正春氏に感動したけれども、今回の韓国海洋警察の警察官の士気の高さに感動した。

   私は高校時代、漢文の時間に孔子や孟子の教えを教わった。こんな立派な人物を出した中国が今は何と言う国に成り下がったのかとあきれる。中国は文明発祥の地ではないか。

 この国の今は道徳も何もあったものではない。道徳だとか、倫理だとか言う言葉はあるのだろうか。精神文化はあるのだろうか。腐った権力と金だけの世界ではないか。

 2011年12月11日の朝日新聞に、『どぶ煮た油 食卓へ』という記事が掲載された。

 ホテルやレストランの排水溝のゴミを集めて釜で4時間ほど煮詰め、浮いてくる油をすくい取る。調理場から捨てられた調理油や残飯の肉や魚から出る油分をこうやって取るのだそうだ。その残りかすの中にはニンニク、唐辛子、ストローやペットボトルのキャップなども混じっていたという。

 それを工場で不純物を取り除き、食用油の容器に入れて販売するのだそうだ。その油は四つ星ホテルにも納入されて使われていたという。

 どぶ煮た油を作っていた人は、とにかく金になりさえすれば、あとは知ったことじゃないという。恐ろしい国だと思う。もし、ふと、その油を使った料理を自分が食べたとしたら、という思いが一瞬でも脳裏をよぎればとてもこんなことはできないはずである。

 こんな記事は今回がはじめてではない。農薬入り餃子事件にせよ、中国産の野菜の農薬、肉まんに段ボールを使っていたり、とにかく今更驚きはしない。

 ホテルでさえもこんな油を使っているとなると、まして街の食堂などで食事なんかできはしない。何を食べさせられるか分かったものではない。中国旅行なんて考えただけでも恐ろしい。相変わらず中国旅行に行く人がいるところを見ると、知らぬが仏である。

 あきれていたところに、その翌日の12日、韓国の排他的経済水域で不法操業していた中国漁船に韓国海洋警察が乗り込み中国人乗組員を拘束し、漁船を拿捕した。

 そのとき船長が韓国の海警の一人を殺害した。中国漁船員が棒を振り回して襲いかかる光景を見るとまさに海賊でしかない。韓国の海洋警察官の勇敢さには頭が下がる。

 中国政府は謝罪する姿勢はなかった。しかし翌日『遺憾の意』は表明した。これは謝罪か。『遺憾』とは他人事ではないか。

 ところが、韓国の人々の中国政府への抗議に対して、中国では韓国大使館に空気銃の弾が撃ち込まれてガラスが割れたという。何と言う国だろうか。世界の常識からすれば、頭の中味がどうかなってしまっているとしか思えない。

 以前、尖閣諸島で中国漁船が日本の巡視船に故意にぶつかってきた事件があった。あのとき日本政府は愚かにも船長を釈放した。中国政府は待ってましたとばかりに飛行機で迎えにきた。船長も英雄気取りで、国民もよくやったと賞賛した。

 これは単に1漁船の問題ではなくて、中国政府が後押しをしていることを意味する。少なくとも取り締まる気は全くないのではないか。それにあれは一体漁船だったのか。武装船ではなかったのか。あの時の船長は本当に漁民だったのか。軍人ではなかったのか。そうでなければ海賊か。

 中国政府が南沙諸島の領有権を主張し近隣諸国とトラブルを起こしている。大体常識的に考えて、あの海域が中国の領土であるはずがない。東シナ海海底油田開発も然りである。

 国民に示しがつくはずがないし、むしろ国民に対して不法行為をそそのかしているとしか思えない。

 それから、14日の今日はこういうニュースが報じられた。なんだったか、『パクリなんとかといったっけ、』国民がパクリ商品を作るだけでなく、外部からみれば、中国の新幹線だってまあその類いに思えてしかたがない。何もかもがパクリの国に見える。

 国も似たようなことをしているのだから、ぱくり商品を中国政府が取り締まれるはずがない。中国は世界からそういう目で見られていることをもっと恥ずかしく思うべきである。しかし、恥ずかしいなどという感情はおそらく彼らにはないにちがいない。こんな国に人間としての「美学」などある訳がない。

 世の中のルールなど彼らにはないようだ。完全に壊れてしまった人間らしい心を取り戻すのが先決ではないか。南沙諸島だとか、東シナ海海洋油田開発だとか、尖閣だとか、経済成長だとか、それどころの話ではあるまい。世界中誰も信用していない。

 まあ、国が国なら国民も国民で、人間としての倫理観など完全に抜けてしまって、金のためなら何でもするという浅ましい国にちがいない。