| [ハイサーイ!私の徒然草] |
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図書館に本を返しに行ったついでに語学の棚を見た。世にも不思議な文字があるものだ。 一体アラビア語は右から左へ書くのか、左から右に書くのか。どうも右から左に書き進むらしい。アラビア語は難しそうだ。イスラム文化について知りたいという気はする。 イスラームと言えば、遠い昔、「目には目、歯には歯」という映画を見た。夜、産気づいた女性の夫が助けを求めて自宅まで医師を呼びにいった。 不幸にしてこの女性は亡くなった。女性の家に医師が行った時、住民の子どもたちが医師が乗ってきた車の車輪を全部取り外してどこかへ持ち去った。車が動かなくなった医師は帰ることができなかった。 亡くなった女性の夫が道案内するといってフランス人医師を砂漠に導く。そして砂漠をさまよい、飢えと乾きで2人とも死んでしまう。 妻を亡くした夫が恨みに思い、フランス人医師に報復というか、この医師を道連れにする物語。悲しい話ではあるけども、医師は誠実に対応したのに報復されるというのは理不尽だと思った。映画の印象は強烈だった。 アリババと40人の盗賊、アラジンの魔法のランプ、シンドバッドの冒険などアラビアンナイトにはとても懐かしい気持を持っていたのに、この映画を見てからというもの、イスラムの国は恐ろしいという先入観を持ってしまった。 私はイスラム文化についてほとんど何も知らないことを、前もってお断りした上でのコメントですが、イスラム教過激派と聞けば恐ろしくもある。しかし、なぜテロが始まったのかを考えるとき、元はといえばアメリカの世界支配と世界規模の格差拡大による貧困にありはしないかとも思う。また文明の衝突だと思うのです。 目には目歯に歯は恐ろしい。西洋文明的発想では受け入れがたいことは多いとは思うけれども、アングロサクソン系の西洋文化より敬虔なイスラム教徒の文化の方がより人間としての幸せに近いのではないのかという気もしている。 イスラムのことを知った上でものを言いたいことと、アラビアンナイトという物語への親近感からイスラム文化に興味がある。 目には目歯には歯という考え方というのは恐ろしい。しかしながら、今の日本では、過失ではない残虐事件の犯人であっても、被害者や遺族の悲しみや怒りをよそに、精神鑑定だとか、責任能力がどうだとか、人権が守られて刑も軽い。この甘さもまた空恐ろしい。 |