電気料金 燃料増を反映

〜経産省、新制度検討〜
これは2012年1月20日朝日新聞朝刊一面トップの見出しである。


 私は聞きたい。経産省の誰の責任で発表したのか。これは枝野幸男経産大臣は承知の上か。経産大臣抜きに経産省がマスコミに流したとすれば許せない。そうでなければ、経産省と連携した朝日新聞に世論操作の意図があっての記事か。


Fri.Jan.20.2012

ハイサーイ!私の徒然草 小春日和の韓国語のお勉強
環境エネルギー研究所
 原発が事故やトラブルで止まり、原油、液化天然ガス、石炭の使用量が大きく増えるとその分を料金に反映させ、電力会社が値上げの申請ができる仕組みにするという。

 また、報道ではこうも書いている。

 「一般に発電単価が安い原発が長期停止すると・・・云々」

 これは何を根拠にして書いたのか。朝日新聞の見解か。それなら「一般に発電単価が安い」という根拠をちゃんと説明せよ。

 とにかく原発推進、原発維持のためにこれまで莫大なお金が動いており、原発による発電単価が安いとよく言えるものだ。事故が起きた場合の損害額はほとんど無限大だ。原発を作らなければこんな余計なお金が動くこともなかったはずだ。

 発電コストは原発だけの問題ではない。青森県六ケ所村の使用済み核燃料の再処理施設はトラブル続きでまだ完成していない。完成のめどすら立っていないのにこれまで莫大な国家予算がつぎ込まれてきた。

 プルトニウムを燃料にするために、高速増殖炉「もんじゅ」を作ろうとしているけれども、これもトラブル続きで実験炉の段階で頓挫しているというではないか。これまでにどれほどの国家予算をつぎ込んできたか国民に発表して見せよ。また予算をつけたでしょう。完成の見込みすらないというではないか。それに危険きわまりない。

 金属ナトリウムが漏れた場合、空気と激しく反応し、水をかければもっと激しく反応する。その危険は従来の原発の放射能汚染水漏れ事故どころではない。正気の沙汰ではない。

 それでもまだ原発の発電単価は安いというのか。これは朝日新聞が書いているだけで、国民はそうは思っていない。

 原発のほとんどが停止状態にある現在だって電力は賄えているではないか。これまで莫大な金をかけてきた意味は何だったのか。地球温暖化の問題を言うならば、今のGDP信仰を捨てるべきだ。

 国際的に見ても日本の電気料金が非常に高い理由は何か。原発がなければ、電気料金以外に税金や電気料金に上乗せされた訳のわからない料金など全部ダイエットして賄え。

 なぜ日本航空のケースのように、東京電力に会社更生法を適用せずに国が肩入れしたのか。国が経営権をもつよりは、一度倒産させて、発送電分離して、新会社で発足させるべきではなかったか。腐った東電の体質は変わってはいないではないか。

 腐った体質は一度倒産させないと直りはしない。九州電力もまた然り。社長と会長を交代したくらいで体質が変わるとは思えない。