玄海町々長さんいい加減にして

Wed.June.29.2011

ハイサーイ!私の徒然草 小春日和の韓国語のお勉強
環境エネルギー研究所
 6月27日月曜日のテレビで岸本英雄町長さんの玄海原発運転再開についての話を聞きました。相当に考えが甘いのではありませんか。あなたは福島原発事故の惨状をどう考えているのですか。

 福島原発だから、玄海原発だからという問題ではありません。福島は事故が起こるべくして起こり、玄海原発は状況が違うから大丈夫だというような考えはとんでもありません。あなたは今まさに原発地獄の暗闇に突っ込んでいく列車に乗ろうとしているのです。

 「原発はベストではないが、ベターだ」とおっしゃったかしらね。そんな次元の話とは違うでしょう。あなたはここに外見はそっくりの2個の饅頭があって、その一個は毒饅頭だとします、今空腹で仕方がない、どんなに空腹でもその饅頭に手を出しますかね。

 事故が起きるといったって、すぐには事故は起きないかもしれない。しかし状況からすればそのうち必ず大事故が起きると考えるのが当たり前の神経ではありませんか。

 これまでの東京電力は国民にうそばかり言ってきたではないですか。データの改ざん、隠蔽、事故後ですら、その対応は全く泥縄です。事故が起きるなんて全く想像していなかった。何の準備もできていなかった。

 事故が絶対に、絶対にですよ、絶対に事故が起きないと断言できるならばともかく、人間のすること、想定することは高が知れている。事故後の対応だって何一つうまくいっていないではないですか。

 良心的な学者の話では、福島では、今後さらに深刻な爆発事故、大量放射性物質の流出など起きる可能性だってある。収束どころの話ではありません。除染だってトラブルばかりで遅れている。汚染水をろ過して残った放射性物質はどこに捨てるのですか?どこに保管するのですか。

 こないだだって22県の知事が放射性廃棄物施設設置には反対といっているではありませんか。どこに持っていっても拒否されます。どうするつもりですかね。そんなめども技術も何一つ確立していない。青森の六ヶ所村が引き受けますかね。引き受けませんよ。あなたの地元の原発に置き換えて考えてみてください。放射性物質は全部玄海町内に保管願いますということです。

 原子力保安院がほんとうのことを言っていると思いますか。あなたは保安院や経産省にいろいろ質問しても意味はないでしょう。運転再開させることか考えてはいない。危ない話などするわけがない。だいたい福島が地震と津波と電源が原因だったから、玄海原発もあと津波と電源の対策をしただけでしょう。保安院、経産省のずさんさにはあきれます。彼らも頭がおかしいのですよ。電力会社が電源対策をしましたと報告してもよく調べたら電源の容量不足で使い物にならないことがわかった。信用できません。とにかく全てが嘘で塗り固められている。

 それは、玄海町の財源の半分以上が原発収入でしょう。雇用だって原発に頼っている。今更原発をやめるわけにはいかない。と、すれぱあなた方は一度毒を食ったからには皿まで食って破滅の道を歩むつもりですか。愚かではないですか。あなた方だけなら自分で決めたことだからどんな結果になろうと諦めがつくでしょう。

 しかし周辺自治体の私たちは意に反してあなた方の巻き添えを食らうのですよ。何であなた方から私たちの運命まできめられなくてはならないのですか。あなた方も地獄に落ちるのです。それは早晩わかることです。大丈夫だろうという、・・・だろう、できめるのですか。こんな危ない話を。

 国はね、人口数千の過疎自治体なら丸め込みやすいから、交付金をちらつかせ、雇用をちらつかせて、あなた方をうまくだまして、原発建設を納得させたわけでしょう。そして立地する自治体だけの承認で原発を作ることができるきまりを勝手に作った。これは立地自治体だけでなく、それ以外の国民である私たちをもだまし討ちにしたことになる。

 そして、なぜ東京都心に原発を作らないのですか、なぜ博多湾沿岸に作らないのですか。事故の危険があるからでしょう。国も本当に原発が安全だったら玄海町のような辺鄙なところに造るわけがないでしょう。そんな辺鄙なところに作れば遠距離送電による電力のロスがどれだけ生じますか。都心に作れば電力の送電ロスは最小で済む。

 つまり事故を想定しているのですよ。ただ人口数千の過疎地なら被害が少なくて済むからいいだろうという考えです。彼らは事故の危険があろうと、とにかく運転再開させようと、なりふり構わず嘘をついている。

 町長さん、あなたはその考えをどう思いますか。あなた方に対する許しがたい差別だとは思いませんか。腹が立ちませんか。また、紙の裏表ですが、紙の裏側で考えれば、国民すべてを差別しているのです。つまり、国民の生命軽視です。

 原発を推進しようとしている人々は自分たちは原発事故の被害は受けないという前提で物を考えているのです。事故が起きても痛くもかゆくもないのです。経産省の役人どもは。自分たちさえよければいい。天下りがかかっているし。

 ところが、今回の原発事故では東京が危なくなった。東電の連中も他人事ではなくなりつつある。要するに原発は地獄列車です。

 今後、玄海原発で一発想定外の事故が起きれば、まず日本列島は全滅ですよ。わかりますか。町長さん。独占企業で競争もなく、高級を食んで、ぬるま湯につかったような電力会社の社員が泥んこになって働くとでも思いますか。全部地元に押し付けだと思いますよ。地元の下請け会社に。電力会社も国も彼らに心をよぜることはない。

 今回の福島の事故で強烈な放射能を被曝しながら決死の働きをしているのは地元の人でしょう。東京電力の奴らは逃げ回っているのですよ。だいたい20シーベルトでも危ない。安全な被曝量はありません。

 年間100ミリシーベルトが一応の許容量になっているのに、緊急事態だからといって250ミリシーベルトまで作業してよろしいなどと国や東京電力は言うけれども、あの人たちは5年10年のうちには間違いなくガンで倒れます。

 万が一事故が起きれば玄海町民も同じ運命ですよ。それでいいのですか。あまりにも放射性元素について無知過ぎます。最初の頃、電力会社は作業員の無知をいい事に線量計も持たせずに作業をさせて足を焼けどした作業員さんがいましたね。あの方々についての報道がその後ない。

 私は、すでに亡くなっているのではないかと思いますよ。単なるやけどではありません。体中の細胞の遺伝子DNAが破壊されるわけですから、表面的には大した変化はなくても確実に死に至ります。ご無事なら幸いですが・・・。広島、長崎、東海原発の臨界事故、チェルノブイリで実証済みではないですか。

 地元の関係者に全部危ない仕事は押し付けて、国も電力会社も逃げ散らかしている現状を見てもまだ運転再開を容認しますか。こんなひどい差別がありますか。馬鹿にするなと怒るべきです。まだ経産省や保安院にお伺いをたてて判断材料にしようというのですか。怒りもしない福岡県知事もどうかしている。

 お金によって動かされなかったのは京都大学の学者です。真実を叫び続けてこられました。こういう方々の話を聞かなくては本当のことはわかりません。

 町長さんは高校時代物理を履修されましたか。大学では何を学ばれましたか。佐賀県の古川知事も東京大学出身にしては判断力はかなり疑問です。判断に苦悩するような問題ではないでしょう。はっきりしているではありませんか。その判断力がなければ首長としての資格はないのではありませんか。地球上の全人類の運命があなたと知事にかかっているのです。

 他の原発立地自治体の首長はすばやい判断と意思が明確ではありませんか。佐賀県だけどうしてこんなにわからないのですか。あなた方が再開容認したからといって他の県が再開しやすくなるなどという考えは大間違いです。他県の知事や町村長はまともな判断力を備えているようですから、佐賀県のあなた方の判断では左右されないと思いますよ。

 佐賀県知事、玄海町長の行動を見ていると、自分というものがない。国にお伺いに行く。そんなことだから国から足元を見られて狙い撃ちされているのではありませんか。国からなめられているのですよ。その判断力の弱さを。テレビを見ていていらいらします。迷うようなことではないではないですか。

 お金と日本国民の生命を天秤にかけるつもりですか。原発が安全だとでも思っているのですか。

 あなた方のような曖昧さで再開を許された原発は必ず事故を起こします。そのときは佐賀県と玄海町を許しません。

:「原発のウソ」  京都大学原子炉実験所 小出裕章著 \770

「よくわかる原子力」URL:http://www.nuketext.org/index.html