現代人はキレやすいんだってね

Fri.Feb.18.2011

[ハイサーイ!私の徒然草] 韓国語のお勉強

 13日に市の図書館から借りてきた本のうち、香山リカ氏の「キレる大人はなぜ増えた」という新書を読んでいた。これも現代人のコミュニケーション能力が低下したことと関係があるという気がする。

 昔の日本人だったらこう言うことにはならなかったろうにと思う。それは私が昔の大人たちのやりとりを鮮明に記憶しているからわかることである。現代人とは心のあり方が全くちがっていたと思う。

 それから、ある人の最近の話にも思い当たった。職場で2人の女性の上司、上司というか職場の先輩というか、彼女らがよくキレるというのである。暴力こそふるわないけれども、言葉の暴力である。みんなの前で常識では考えられないような言葉で彼を叱責するというのである。しかも理不尽な叱責をである。

 周囲ではあの2人はおかしいと言い合っているそうだが、彼にとってはたまったものではない。一方聞いて沙汰するなという。その状況は聞いた話だけではわからない。しかし常識を逸していることは間違いない。彼は神経疲れでまさにうつの初期状態である。

 しかし、こう言う相手に対する対応の方法はあるはずである。スキルを身につけることで解決できないことではないと思う。

 この種の問題は、電車を待つ駅のホームでの駅員に対する暴力、電車内で肩が触れたというようなちょっとしたことがきっかけで暴力を振るったり、暴言を吐いたり、病院での患者の病院職員に対する暴力が最近増えているという。通常は分別のある人々がそうなるのだそうである。自分でも止められず、思わずキレてしまうという。

 これは香山リカ氏によると、社会が豊かになると最後に人間に残るのは自己実現の欲求だそうである。なかなか自己実現ができない。展望もない。そういう中で行き場を失った自己実現の精神的なエネルギーが自分自身ではコントロールできない暴力への欲求と変わり爆発するという。

 お互いにそれはあり得ることとは言っても、当面の被害者こそ迷惑な話である。