| [ハイサーイ!私の徒然草] |
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過去にこういう事件がありました。 私が高校の理科教師になって以来、国は学習指導要領を扱い回してきたけれども、理科の学習指導要領がよくなったとは思えなかった。しかし学習指導要領がある以上守らなくてはいけない。 テレビのニュースで、ある校長が学習指導要領に対する批判をしていた。わかるけれども、学習指導要領がある以上は守らなくてはならない。その問題は機会を改めて主張すべきだ。 守られていない実態があるから教育委員会は余計な手間がかかる。すべての学校を訪問してその学校の「教育課程表」と実際の「時間割」と「生徒指導要録」などを徹底的に照合する。大変な手間である。今度発覚したのは、おそらく時間割と実際にやっている授業がちがうという事だろう。 こういう学校では成績証明書の台帳になる「生徒指導要録」まで偽装しなくてはつじつまが合わなくなる。それから「科目名」ばかりでなく、「修得単位数(時間数)」が実際と違うとか。どうなっていたのでしょうか。 それから、教科書は書店で本を買うように自由に買うことはできない。教育委員会は各学校から提出された教育課程表に基づいて教科書を発注し、教科書会社はその数に合わせて発行する。 教育委員会は各学校の「教育課程表」と「教科書注文書」と「全教科書会社の教科書一覧冊子」との徹底照合をする。教科書は県の教育委員会が教科書会社に発注するのであって学校が発注するのではない。 こういった作業は教育庁の指導主事だけでは間に合わないから、すべての学校の教務主任を1部屋に集めてすべての学校の書類を複数回照合する。だから教育委員会に提出した教育課程表とちがう科目の授業をしていたとすれば教科書はどうなっていたのか。 確かに学習指導要領を扱い回した結果複雑になって、履修のさせ方も学校でいろいろあって、転校する時、前の学校と転校先の学校で履修のさせ方がちがうから、どうしても必修科目が履修できない事があった。 学力競争が激しくなると教科科目を偽装してまでも大学に合格さようとする。こういう腐敗の現実は教育基本法改正どころの話ではない。いくら政府が教育基本法を扱い回しても何も変わりはしない。学力競争に走る限り学校に教育はない。 |