授業中WBCをテレビ観戦

Sun.Mar,19.2006(原文)
Sun.July,05.2009(更新)

[ハイサーイ!私の徒然草]

   今日の朝刊で、「授業中、WBCをテレビ観戦」という見出しが目についた。授業中に先生が生徒に自習でもさせて、教室を抜け出してどこかの部屋でテレビを見ていたのか、授業を中止して生徒と一緒にテレビ観戦したのかなと思った。よく読んで見ると大阪の市立小学校の5年生の教室で授業中に時々教室内のテレビをつけて試合の成り行きを見ていたという。授業に専念していなかったことはよくない。しかし新聞に大見出しで報道すべきことか。

   子どもが親にそのことをどんな伝え方をしたのだろうか。その日1日の出来事として話しただけなのか、批判的な口調で親に告げ口したのか。

   親が子どもの話をどういう気持で聞いたか。余裕のある気持で子の話を聞いたのか。常日頃から批判がましい気持があったのか。

   親がその先生個人にそっと忠告したのか、抗議したのか。そっと忠告したのと抗議したのとでは気持に違いがある。

   それともいきなり校長に抗議したのか。直接教育委員会に通報したのか。常日ごろからよほど目に余る非常識な先生ならともかく、先生に直接言わず、頭越しに上司に抗議したのだとすれば心が寒々とする。教育の現場までもがあら探しの場になっているとすればすでに教育は崩壊しているという気がする

   60年前以前の日本人だったら、子の前で先生をあからさまに否定したり、抗議だとか通報だとかいうような短絡的なことはしなかったはず。もっと血の通った人間関係があっても良さそうなものである。こういったところに世の中の歪みを感じる。私はこんな短絡的なのは大嫌いである。

   教師、親、子間に信頼関係があれば、何も事を荒立てて新聞沙汰にするような話ではない。この先生の考えが甘かったとはいえ、お気の毒にという気がする。これは新聞記事を読んだ限りでの感想です。