ラスベガスの印象
Fri. Sep.15.2000
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午前8時、San Remo Casino & Resort Hotel に到着すると着替える間もなく着の身着のまま、すぐに外に出た。外は広々とした清潔な町並みと朝の日差しがやわらかく、カラリと晴れわたった空気がさわやかだった。 ビジネス街と違ってスーツ姿はなく、ゆったりとしている。お年寄りはゆっくりとマイペースで歩き、元気のいい人たちはほとんどが短パン姿でリズミカルにそしてダイナミックに歩いている。 昼間の人通りはそれほど多くはない。ホテルの前で立ち止まってショッピングセンター‘ファッションショー・モール’行きのバス停はホテル・ニューヨーク、ニューヨークの前にあることを地図で確かめた。‘ニューヨーク、ニューヨーク’といって歩き始めたら、近くのベンチに腰掛けていた中年の女性が上品に微笑んだ。トロピカーナ通りをザ・ストリップの交差点まで歩いた。 広い車道を横切るには歩道橋を渡らねばならない。歩道橋には階段とその横にエレベーターがある。エレベーターの前に若い男女のカップルがいた。私たち夫婦が後ろにいることには気がつかずに、脚の長い女性がちゃめっ気で素早く脚をあげて靴のつま先でエレベーターのボタンを押した。 見事だった。エレベーターのドアが開いて私たちが続いて乗り込んだ時にはじめて前の二人が私たちに気がついた。女性は恥ずかしそうに、私たちをまともに見ることができずに、くすくす笑いながら背を向けて俯いていた。 バス停には時刻表も料金表もなかった。しかしバスは15分間隔くらいでやって来た。乗車するとき私たち2人で3ドルを料金ボックスに入れて、"OK?"というと女性ドライバーはニコッと笑って"Yes!"といってくれる。とても愛想がいい バスの乗客もそれほど多くはなくて、座席はいつも余裕があった。下車を知らせるヒモが窓に沿って這っている。顔見知りの客が乗ってくると運転手は客席と大声で世間話やら冗談を言いながら運転している。とてもおおらかである。 しかし、夜のラスベガスは車が多く、片側5車線もある道路が車で詰まってしまってバスがほとんど動かない。仕方がないから途中下車して歩くことにした。沿道のホテルベラッジオの池の前にしばらくとどまって美しい噴水ショーを眺めた。人通りの多さと見所の多さは祭りのようである。バスを途中下車したことによって昼間とはまるで違った雰囲気を味わうことができた。 |
