| [ハイサーイ!私の徒然草] |
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今日はドラマ「篤姫」の日。これまで見てきたテレビドラマでは最高の出来だと思う。篤姫、家定、家茂、西郷、小松帯刀、勝海舟、本寿院、皇女和宮、大奥の人々、島津斉彬、ひとりひとりの心情がきめ細かく45分間にびっしりとつまっていた。きめ細かい心の描写こそがこの作品のすばらしさである。このドラマは日本人の心の原点の物語である。 小松帯刀はずっと篤姫を慕っていた。幾島は篤姫のことを気遣う小松に、私にたずねるより自分で直接会ってたずねなさいと言った。脚をいためていて、江戸まで出て行けばもう薩摩には生きて戻ることができないかも知れない。それでも小松は城を明け渡した篤姫に江戸まで会いに行った。 大切な人々が去って行き、さびしい思いをしていたときに、小松がたずねてきてくれたことをとても喜んだ。小松は何度もためらった末、もし家定の妻にならなかったら、自分と結婚してくれていただろうかとたずねた。篤姫はそれを聞いてどうなさいますか、どう答えたらいいか亡き家定にたずねてみますと言う。まさにその通りだと思う。 小松は自分の長年の思いに決着をつけたかったと言ったが、決着がつかない気持を一生かかえていく覚悟をしてこそである。その覚悟こそが決着である。ひとまわり大きくなる。人間として一段と深みができる。甘えた少年から決着のついた大人になる。などなどいろいろな言い方はある。篤姫の日々は覚悟の連続であり、小松はいつまでも決着のつかない気持を引きずり続け、最後にやっと篤姫に決着をつけてもらったというべきか。そんな気がする。 |