| [ハイサーイ!私の徒然草] |
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NHKプロジェクトWisdomでのハウツー式の発言は机上の空論。ハウツーよりも、これまで当たり前と思ってきた競争原理との決別という国としての哲学の転換が必要だ。 この国のあり方、つまり国としての人生観を根底から改めない限り、ハウツー式の理屈を並べていろいろ言っている間にこの国はどんどん凋落していく。 物や金と経済中心の考え方を改める必要がある。環境汚染と破壊、資源の有限性を考えれば世界は破綻する。それでもこれからも、世界中の国が、経済発展は可能だと考えるのか。 限りある資源の奪い合い、環境破壊、食料の奪い合いになるのは当たり前。そもそも資本主義には解決不可能な構造的な矛盾がある。 物や金が沢山あるからと言って本当にしあわせか。不幸を増幅しているのではないか。 GDPが増大すれば国民生活の底上げになるしいうのは大ウソである。更に金と物で膨れ上がろうとする競争力のある人間の論理である。現実は格差が拡大するだけである。 富める国はますます富み、貧しい国はますます貧しくなる。国内では、大半を占める貧しい人々の生活と生命を犠牲にして、少数の人々はますます豊かになる。GDPが高くなるということは、生活コストがどんどん高くなるということてす。 昔ならば、お金がないならないなりになんとか生活できたが、経済大国では生活コストが高すぎて餓死者が出る。物や金でふくれあがった人たちはそんな貧しい人のことなど知ったことではない。お金を儲けて何が悪いのですかという。変だとは思いませんか。 テロ、海賊、犯罪の増加は必定、すべてこの競争原理による弱肉強食の結果としての格差拡大に原因がある。テロを武力で阻止しようという企ては成功しない。テロ撲滅の大義名分で、一稼ぎする人々がいて、犠牲になる人々がいる。 雇用を増やせというが、機械化、コンピュータ化によって人減らしをして、コスト削減の企業努力をしてきたではないか。雇用の機会が増える訳がない。一部の才能をもった人だけが居場所を確保できる。 学力競争で本当の人間力はどんどん劣化する。国としての人生観を根本から変える哲学が必要だ。できるだけ国内でお金を回す政策はできないのか。いくら科学技術が進歩したからと言って、しあわせには何の関係もない余計な物があふれているではないか。これを豊かというのだろうか。人生観をいちど洗い直す必要がある。 |