| [ハイサーイ!私の徒然草] |
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準備開始、人気低下が悩み これは2011年12月17日の朝日新聞朝刊4面見出しです。 民主党はその原因が何かわかっているのか。選挙に勝てるか勝てないかの政治しかしてこなかったことにある。内部で対立して主導権争いの駆け引きばかりしていたのでは国民から信頼されるわけがない。 民主党は労働組合「連合」から票をもらい、これからもお世話にならなくてはならない。しかし、『連合』は労働組合とは名ばかりの御用組合であって、親会社と一心同体である。電力総連は電力会社そのものである。国家公務員の労働組合は霞ヶ関そのものである。 民主党は前回の衆院選では国民にマニフェストでたくさんのことを公約した。マニフェストは国民の多数に支持され、期待されて、圧倒的な大勝利をおさめた。 ところが、このマニフェストを実行しようとすると、ことごとに『連合』の抵抗に遭う。霞ヶ関の抵抗に遭う。連合の支持を失えば選挙に勝てない。次々にマニフェストは崩れていく。マニフェストを信じて一票を投じた国民を次々に裏切っていった。 民主党は無組織の国民を取るか連合を取るか、利害の相反するこの2つのうち、片方をたてれば、もう片方が立たずの板挟みである。どちらにもいい顔をしようとして何一つ前に進まない。そして次々に国民の信頼を失っていく。 電力総連の幹部を民主党の比例区で当選させた。しかしこれが東京電力労組出身で原発推進族である。これでは発送電分離も、脱原発もあったものではない。電力会社に都合の悪い政策などできるはずがない。その証拠に、今回のこんな重大事故を起こしておきながら、東電を破産させずに国民の税金をつぎ込む決定をした。 公務員改革をしようとすれば国家公務員労組が抵抗する。連合のいいなりであれば、旧自民党政権とどこがどうちがうのか。民主党が国民に公約したことはおそらく何一つ実行できないであろう。 おまけに、様々な改革をしようとしても民主党議員、閣僚の力不足で結局官僚にしてやられる。 本気で改革をするつもりならば、官僚の手口を知り尽くした古賀茂明氏をブレーンにして、政策の長期の戦略を立てるべきである。そして官僚が作成した文書を隅々までチェックして、骨抜きにされないようにする。一番いいのは文書作成を官僚にさせないようにすることである。 国民大多数の支持を得る方法は、民主党は連合の票を当てにせずに、マニフェスト実現に身を捨てることにある。政権を失う覚悟で事に当たるべきである。 一般大多数の国民からも連合の組合員からも支持をえることは道理からして無理である。無組織の多数の国民を裏切るか、連合を捨てるかのどちらかを選択し決断しなくてはいけない。 これまでのように中途半端なことばかりしていては、どちらからも支持されないことは請け合いである。 |