三ばか大将

Tue.May.05.2009

[ハイサーイ!私の徒然草]

   今、この国は、上から下まで、学力競争で情報と理屈ばかりの仮想世界の霞(かすみ)を食っているうちに、頭の中味はすかすかの「へちまのたわし」になってしまった。小粒になった。

   昭和40年頃、テレビで、モノクロのアメリカドタバタ喜劇を下宿先の坊っちゃんと一緒によく見ていた。

   まさに今、選挙に出る二世や世襲の議員候補と後援会と選挙民の三つがこの国をだめにした。この三者のどれか一者でも賢ければ国はここまで腐らなくて済んだであろうに。

   総理大臣が突然倒れて亡くなった。ヨーロパに留学していた娘が突然呼び返されて親の地盤から立候補して当選し、早々と大臣だという。一体何だ?これは。

   中学校や高校の生徒会役員とはちがう。国を動かす立場にあるという認識がない。こんな馬鹿な社会が世界中探してあるものか。

   後援会も後援会だし、選挙民も選挙民、子も子だ。大臣にする方もする方で、辞退もせず大臣などになる方もなる方である。「父に叱られる」と言っていたけれども、国民に叱られているのだ。選挙地盤の相続はいけない。混乱しようが何しようが次の選挙から禁止すべきだ。

   良識が残っている間に、二世、三世に選挙地盤の世襲は法律で禁止するしかない。政治家の質の劣化は昭和20年代の政治家と比較してみれば歴然である。国は滅亡に瀕している。