| ハイサーイ!私の徒然草 |
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最近では、身辺どこを見渡しても、テレビのニュースを見ても、政治討論を見ても、心打たれる熱い話、暖かい話が少ない。政治家からはこれっぽっちも熱い気持が伝わってこない。理屈話ばかりである。 中国漁船が日本の海上保安庁の船に体当りしてきた時の記録ビデオを事件後間髪を入れずに世界に公開せよというのが私の気持だった。政府の対応には苛々していた。ぐずぐず言った揚げ句に船長を解放した。政府はなんて馬鹿なことをしたのかと思った。機先を制すれば問題は起きなかったはずである。ぐずぐずへ理屈を言っている間に中国につけ込まれてしまった。 この国は、深慮遠謀ができず、身辺数メートルの範囲しか見えない。あれこれあれこれ考えて毅然とできない、スピーディな判断と行動ができない、これが現代日本の深刻な病気である。典型的な神経症である。 そういう中で、中国漁船が日本の海上保安庁の船に体当りしてきた時の記録ビデオをインターネットで世界中に流出させた、あの海上保安官の行為は形式的法解釈では違法行為の疑いがあるにせよ、世界中に恥をさらしたあの情けない政府の対応を考えれば、はるかに気高く見える。 あの「六分の侠気四分の熱」が欠落したのが現代日本社会である。 |