| [ハイサーイ!私の徒然草] |
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全国どこへ行っても町内の不燃物庫の世話をするボランティアがいる。 私の場合、町内2箇所にある不燃物庫を3人の市環境推進員でお世話をしている。 月にたったの3日です。仕事の形は自治体によってちがうと思うけれども、私の場合、不燃物回収日は朝町内2箇所の不燃物庫の解錠をして、午後1時から夜の8時まで不燃物分別の指導と整理に当たる。今年で7年目になる。 この仕事をしていると町内の方々と顔見知りになる。町内がよく見える。人が見える。700世帯ほどの町内のためばかりでなく、この国の資源のリサイクルに貢献している。日本が見える。世界が見える。 この不燃物庫はまるでドラえもんの「どこでもドア」みたいである。 自分のためだけではなくて、社会に貢献していると思えばこそ、夏の炎天下でも、寒風吹きすさぶあの寒い冬でもやっていられる。 これをやめたら狭い自分の世界に生きることになってしまう。それは生きる喜びにはなりはしない。空しいだけである。だから頼まれれば断らずに引き受けてきた。 ところで、私が世話をしている不燃物は市の委託業者によって市のリサイクルセンターに運ばれる。これから先の流れはわからないが、日本国内でリサイクルされていると信じたい。 日本でリサイクルされずに、万が一中国に流れているとしたら、一体私は何のためにこの仕事を引き受けているのかわからない。きっと怒りを覚えるに違いない。 きょうのNHKのクローズアップ現代を見ていると、日本の都市鉱山の資源がどんどん中国に流れている。80%も流出していると聞いて怒り心頭である。血圧が上がった。 中国は資源戦略があって、自国に豊富な資源が地下に眠っているにもかかわらず、その上日本の都市鉱山の資源をどんどん高値で買い取り、国家規模での大リサイクルセンターを計画しているという。朝鮮半島で一旦紛争が起きれば、中国は北朝鮮の豊富な地下資源を狙って侵略さえもしかねない。 資源ばかりではなくて、世界最高の日本のリサイクル技術までもが中国へ流出の危機にある。資源の流出とリサイクル技術の流出を一刻も早く止めなくてはならない。 日本政府は何をぼやぼやしているのか。全国規模で都市鉱山のすべての資源回収を行い大量に備蓄すべきである。海外流出を防止すべきである。そのシステムができていないからリサイクル事業が不採算にる。 不燃物庫の世話をしていて疑問に思うのは、ペットボトルは集めるけれども、大量のプラスチックスは可燃ゴミで処理させていること、白色トレーの回収はするが、梱包用に使われたポリスチレンは可燃ゴミで処理する。やるなら日本全体として統一的に、工業製品全品目を集めるべきだ。 古いパソコン・テレビなどはリサイクル料を払ってメーカーのリサイクルセンターが引き取ってもらう。しかし消費者がリサイクル料を払た上に、そんな七面倒くさいことをするだろうかと思っていた。不法投棄が増えるだけではないかと思っていた。 案の定、量販店が客からリサイクル料をとって、パソコン、テレビなどを引き取り、それを中国へ流すという事件もあった。 ある家電量販店ではパソコンやテレビを無料どころか、客から買い取っていた。廃品回収業者に売り飛ばせばその方が利益になるからである。これは売国的だと思う、私はこういう量販店では決して物は買わない。 昨年、40年も昔に買ったSONYのオーディオアンプが故障した。修理不能だという。こんな古いアンプは不燃ゴミとして出すしかない。市の回収車がもって行けば、市のリサイクルセンターに運ばれる。民間にわたれば間違いなく中国に流れる。 ソニーのサービスセンターに、これはソニーで引き取ってリサイクルしてほしいと私が言った。しかし回収のシステムがないという。 私は中国に資源を流すために不燃物庫でボランティアしているのではない。怒り心頭である。国は早く手を打たなければ、日本の宝の山はみんな中国にもって行かれ、リサイクル事業が日本で不採算だと世界最高のリサイクル技術だって中国に流出してしまう。 私のこの仕事、1ヶ月8,000円の手当がつく。誰かに交代してくれないかと声をかけても、8,000円ねー、時給にして幾らかと計算する。本来は常時仕事をすべきではあるけれども、拘束されるのはたった3日ですよというけれども、なかなか引き受ける人はいない。 引き受ければ身体を使うから健康にもよく、不燃物をもってきた町内の方と言葉を交わすから精神も活性化するし、メリットは大きいはずなのに。 |