我家のLED化作戦

Thu.Sep.06.2012


必要なもの


 ビスねじは長さ15mmでいいですが、20mmあれば十分。
電源コードを適当に切って配線に使います。

ハンダは普通はヤニ入りですが、別にヤニを準備しておく。
 直管型LED蛍光灯、特に円形LED蛍光灯はワット数の割には高くつく。それに日本製があまりない。中国製か台湾製。中国製はどうかとは思うが台湾製なら信頼できる。なぜ日本製がないのだ。

 ミニクリプトン型LED電球の方が色といい、ルーメンといい種類が多く、同じ規格のものでもメーカーによって価格もいろいろなので、よく探せば安いものが見つかる。

 器具にスペース(高さ)があるならば、円形蛍光灯は円形LED蛍光灯に置き換えるよりは、器具をちょっと細工して、複数のミニクリプトン型LED電球に置き換えた方が安上がりだと思いました。

 密閉型器具対応でなくてもいいところに「密閉器具対応」のLED電球を買って取り付けるのは無駄なコストをかけることになります。

 明るさ重視ならば「昼白色」を、落ち着きとあたたかさでは「電球色」を。「昼光色」は墓場にいるような感じになる。
 最初はルーメンでは実際の明るさの見当がつかないから、1個ずつ買って試してみて、よければ同じものを追加して買う、というようにした方がよさそうです。

 インターネットで買った方が大幅なコストダウンになります。「Amazon」が一番いい。同じところに定めておけば、お金の管理も一貫してできます。
 インターネット(Amazon)で2,200円のLEDが近くの量販店では2,900円、別の店では3,450円という値段がついていました。そのくらい違います。
ハンダ付けする場合
 
写真では2本の導線を撚ってつけようとしているけれども、銅線の温度が融けたハンダと同じ温度にならないとハンダが乗らない。
ハンダは普通ヤニ入りだが、ヤニが銅線全体に回らないことが多いので、別にヤニを少しぬっておくと回りが早い。
1階 廊下ダウンライト 2ヵ所

1階廊下のダウンライト。今までは9Wの蛍光灯でした。
ここは照明器具をそっくり取り替えました。とは言っても980円×2個。
電球が斜めで、奥なので、もう少し発光部分を外に出したい、下向きにしたいということで、可変ソケットをつけました。
これが589円×2個。これは必ずしもいらなかった。 NEC LDA5L-H-E17。410ルーメン,4.5W,口金E17.ミニクリプトン白熱電球サイズ,1430円。
私のコンピュータ室兼寝室の照明

 シーリングライトを取り外しました。ソケット買ってきてLED電球をつけました。カサは別の部屋にあったものをつけました。東芝 LDA9L 電球色、650ルーメン、9.4ワット。白熱電球40w相当。しかし40w白熱電球より明るい感じ。明るさは抑え気味ですが、暗くはなく、電球色は気持が穏やかになります。パツと明るいのが好きなら値段は同じ、9.4ワットの昼白色850ルーメンにすればいい。
書庫・資料室 5.5畳

ここは写真を見れば単純明快。
30w+32w蛍光灯ペンダントの電源コード以外の部品はすべて取り外して、口金E26の普通の電球のソケットを買ってきて取付け、電源コードと直結しただけ。
650ルーメン、9.4ワット、電球色、東芝E-CORE LDA9L
古い器具を捨てなくて済みました。
プルスイッチもソケットを売っていますから取付けました。
リビングの照明はこうなりました

 天井の色は白です。フラッシュの関係でこうなりました。
 真ん中のシーリングライトには、30ワットの円形蛍光管が4個ついていましたから120ワットでした。

 全部取り外して、口金E17,電球色、4.5ワット、410ルーメン、密閉器具対応のミニクリプトンと同サイズのLED電球を4個取付けました。

 NEC LDA5L-H-E17

 合計で18ワット。やや暗めですが、本は読めます。電球色の暖かい雰囲気がなかなかいいです。LEDはNEC製を使いました。


 天井の四隅にあるダウンライトはこれまで一度も使ったことはなかった。部屋の入口にある調光器付きスイッチを取り外して普通のスイッチにした。

調光の必要はない。調光器具対応のLEDは高い。

 このLED電球は東芝 E-CORE LDA7N 600ルーメン、7.2ワット、昼白色。密閉器具非対応。1300円。4個で29ワット。明るすぎるくらい明るい。

 リラックスするには明るさを抑えた電球色のシーリングライトを、明るさが必要なら昼白色のダウンライトを、人が集まる時は両方つけると明るさも雰囲気も調和する。全部つけても47ワット。
 管球それぞれに基板などが入った四角い箱があって、どの2本が100ボルトの電源線かを確認したら取り外した方がすっきりする。

 100ボルトの電線をそれぞれのLED電球のソケットに直結する。

 プルスイッチを生かすならば、スイッチを経由した電線をソケットにつなぎます。
写真でソケットにつながっているグレイの線は電源に直接つながっていて、白い線はスイッチを経由している。
ソケットの裏ですが、電線の先には圧着端子を使った。その方が確実。
それから、絶縁のためのプラスチック板を両面テープで貼り付けている。
何本もの電線をハンダ付けするのが面倒なら、写真のようなものを使う。
配線には普通の電源コードを使った。
 ダウンライトの照明器具に電球を取付けると奥深くになって、明るさの面で不利になって、LEDは焼け付くように熱くなるのて熱がこもることが心配、それに温度が上がりすぎるのはLED電球にとってよくない。それで、少なくとも発光部分が天井面より下にくるようにした。

 そのためには、ソケット・アダプターを二つ重ねにした。1個500円近くするけれども、ネット(Amazon)で調べると、1500円の10個セットを見つけた。

1階北側和室ペンダントの改造
30w+32w蛍光灯全部取り外して、口金E17,電球色、4.5ワット、410ルーメン、密閉器具対応のミニクリプトンと同サイズのLED電球を3個取付けた。

NEC LDA5L-H-E17
ところが、真下はLED電球の光は強烈です。照明器具の下面に障子紙を貼ったら暗くなりすぎた。そこで900ミリ×1800ミリの半透明板を195円で買ってきて、一部切り取って(20円相当)真ん中にプルスイッチのための穴を開けて取付けたら非常によくなった。体裁もいい。

その半透明板はこんなものです。
 内部はこの通り。100ボルトの電源線と、スイッチから来ている線が確認できれば、それ以外は全部取り外した方がすっきりする。

 インバータは基板が壊れやすいから、私は壊れる心配のない点灯管(スタータ)式の器具を使っていた。

 LED電球3個と豆球0.5ワットを3灯、1灯、豆球、消灯と切り替わるようにプルスイッチを残した。

 30ワット蛍光管用と、32ワット蛍光管用とではタイプの違う(原理は同じ)安定器とスタータがついていた。プルスイッチを生かすのであれば、一般的な蛍光灯の回路図を調べて、目の前の器具がどうなっているか、よく見て配線をする。

 図解すれば・・ここをクリック
流し台の上の照明
 これはキッチンの流し台の上の20wの直管形蛍光灯を直管形LEDに替えたい。2300円。それ以外の経費はかからない。

 20ワット蛍光灯を10ワットLEDにした。これはインバータ式だったから、器具を取り外して中で電源をLED蛍光灯の両端のソケットに直結した。20ワットの蛍光灯より少し明るい気がした。
 もし器具がスタータ式だったら余計な手を加えることなく、点灯管を外せばそのままLED蛍光管に取替えることができる。

2012.09.07
キッチンのシーリングライト 40ワット×2本のLED化。
 その次が、キッチンのシーリングライトの40w蛍光管2本。これはスタータ式だったから点灯管(スタータ)を取りはずして、そのまま蛍光灯直管をLED蛍光管と交換した。

 40W型LED蛍光管2本で32〜36ワット程度になる。

 ところが、蛍光管1本だけでも感覚的には明るさは半分にはならなかった。2本点灯していていたのを急に1本にすると一瞬暗く感じる。しばらくすると目が慣れてきて、そんなに暗いとは感じなくなる。全く違和感はなく、これで十分だと思った。
 そういうわけで、無駄な電力を使う理由もないし、40ワット形LED蛍光管1本(2,980円)で済ますことにしたから、消費電力は80ワットから一挙に16〜18ワットになった。
 いくら消費電力が小さくなるとはいっても、蛍光管1本3,000円する。器具取替えに無駄な投資はすべきではない。
洗面所のシーリングライト

 30ワット円形蛍光管のLED化。LED円形蛍光管(3,800円)の場合、照明器具(プラグが固定している器具)によっては、思わぬことがありうるからその場合臨機応変で対処すべきです。欠陥商品だといってクレームをつけるほどのことではありません。プラグがコードの先に付いているものなら問題はない。

 これまで使っていた蛍光灯。グロー管式。

 数センチ電極の位置をずらして取り付けた。

 こういう感じになりました。
 グロー管を取り外せば、LED蛍光管がそのまま収まるはずだった。しかし、蛍光管の口金と器具のソケットの位置が合わない。仕方がないから数センチ位置をずらして取り付けた。  インバータ式器具の場合に必要なコード付きプラグが付属していたので(必ず付いているはずです)これを利用して接続することにした。ハンだ付けが必要。